キャンプをする人は誰もが知っているSOTOというブランドのシングルバーナー。
使ってみると意外に欠点があります。
今回はシリコンチューブでできる2つの安全対策と、あると便利な点火アシストレバーを紹介します。
- 金属製の足に触れると火傷する
- 金属製の足はスベりやすい
- 点火スイッチが押しにくい
- 火傷防止
- 滑り止め
- 点火のストレス軽減
無駄のないシンプルなデザインが魅力的なST-310ですが欠点を最低限カバーしておく必要があります。
市場では多くのカスタムパーツが出回っており様々な部分をオリジナルにカスタマイズすることが可能です。
今回は簡単に安く安全対策する方法を紹介します!
最低限の3つの対策だね!
100円ショップのアウトドアコーナーは充実しており、アレもコレも100円で手に入れることができるのは魅力的です。
組み合わせによっては新たな発見があるのでその都度、SNSで発信されては拡散されています。
SOTO純正シリコンチューブと比較もしていますので是非検討してみてください!
純正品が好みの人も必見!
【セリア】でST-310専用シリコンチューブを購入
ST-310のシリコンチューブはアウトドアコーナーに置いてあります。【セリア】はオリーブ、ブラックの2色展開。
純正でも類似品でも多くの色が存在しています。
性能を比較したことはないですが【セリア】で十分に納得できる買い物でした。
100円で手に入るので一度は試して欲しい!
時代は安かろう悪かろうではないね!
ST-310シリコンチューブの2つの役割
SOTOレギュレーターストーブST-310専用のシリコンチューブと書いてあります。
シリコンチューブの役割は火傷対策と滑り止めの2つがあります。
役割だけでなく見た目が大きく変わるのでカスタムした満足感もあります。
【火傷対策】SOTOレギュレーターストーブST-310
SOTOレギュレーターストーブST-310のほとんどが金属で出来ており、五徳(ゴトク)と本体を支える足が一体になっています。
点火して五徳部分が火で熱せられると一体化している金属製の足部分にも熱が伝わります。
すぐには熱くなりませんがジワジワと熱を蓄えます。
今まで何回火傷したことか。。。
熱は目に見えないから気をつけなきゃだね!
【滑り対策】SOTOレギュレーターストーブST-310
ST-310を使用する場合、必ず平らな場所で使用しましょう。
ST-310は自らを固定する足が金属であることから、置く場所がゴム製のマットでない限りは摩擦力が低くくスルスルとスベってしまいます。
足だけでなく五徳もスルスルと滑るので安全に使用するためには別途対策が必要です。
滑る問題は一刻も早く解決したい!
なかなかのストレスだよね!
【シリコンチューブ】ST-310火傷・滑り対策後
見た目だけでもかなり変わった印象。
今回はオリーブ色ですが、色が変わるだけでもかなり印象も変わりますので、着せ替えて楽しむこともできます。
シリコンチューブを通しただけでも愛着が湧く!
カスタムも沼なんだね!
【火傷対策】触っても熱くない
対策前は少し移動させようと金属製の足に触れて火傷をするということが頻繁に起こっていました。
シリコンチューブを通してからは火傷は減りました。
まったく火傷をしなくなるわけではありませんが火傷対策に効果的なのは間違いないありません。
注意点として金属丸出しの部分は触れないこと。シリコンチューブを通してある部分のみが熱くならないので気をつけましょう。
ST-310の火傷は誰もが通る道かもしれない!
早めの対策をしよう!
滑り止めも効果抜群
驚くほどに滑らなくなります。
ここまでの角度をつけることは現実的でないと思いますが、平らな場所でも相当力を加えないと滑らないです。
足がほぼ固定されるので安心感があります!
効果はバツグンだ!
【セリア・シリコンチューブ】ST-310の取り付け(動画)・取り外し方法と注意点
- 油(食用)
- オイルポンプ(なくてもよい)
- シリコンチューブ
- ST-310
油は潤滑油として重要な役割を果たします。
オイルポンプは調理でも活躍する便利アイテムです。【セリア】で購入可能。
つまようじの先端に油を付けてシリコンチューブ内に垂らすという方法もあります。
※今回はオイルポンプを使って取り付けていきます。
【ST-310】シリコンチューブ取り付け方法(動画)
少ない油で十分です。
油を入れた側から通すのがポイント。
ST-310の足は4つありますので4本均等にシリコンチューブを通す。
動画でも確認できますが、通す時にシリコンチューブ内の油がこぼれますので注意!
4本通し終わったら余分な油を拭き取り、取り付け完了です。
【ST-310】シリコンチューブ取り付けの注意点
油を扱うので周辺には物を置かないようにして、床や洋服などにも垂らさないよう気をつけましょう。
※油汚れなので洗ってもなかなか落ちません。
よりによってお気に入りのズボンに垂らしてしまいました!
気をつけていても垂らしちゃうもんだよね!
【ST-310】シリコンチューブ取り外し方法
取り外しの際はカッターなどでシリコンチューブに軽く切れ目を入れて裂くように取り外します。
深く切りすぎると五徳に傷がつく恐れがあります。
指を切らないように気をつけましょう。
シリコンチューブは消耗品
シリコンチューブは一度取り付ければ一生持つというものではありません。
使用頻度や保管状況によっては劣化も早まりやがて交換が必要になります。
とはいえ数年間は持ちますし、再度シリコンチューブを取り付けたいと考えても費用は安く抑えられます。
【セリア・SOTO純正】シリコンチューブ比較
【セリア・シリコンチューブ】とSOTO純正シリコンチューブを並べてみました。
よく見ると違いがあるのことがわかります。
SOTO純正シリコンチューブはカラーバリエーションが豊富で点火アシストレバーもついてくる。
違いは長さ・太さ・ロゴの有無
長さに関してはSOTO純正品の方が少し短いですが、シリコンチューブを通すとそこから先へは熱が伝わり辛くなるので短くても問題ありません。
太さに関してはSOTO純正品の方が部分的に少し太いです。体感的には違いはわかりませんでしたが、太さがある分【セリア】のシリコンチューブよりSOTO純正シリコンチューブの方が熱を遮断する性能が高いと言えます。
最大の特徴はロゴの有無。
人によっては最も重要視する方も多いと思います。
SOTO純正品ではST-310のケース・点火アシストレバー・シリコンチューブがセットになった3点セットも販売されています。
純正が欲しい場合はケースも付いてくるので3点セットの購入をおすすめ!
火傷・滑り止めは【セリア】のシリコンチューブで十分だね!
SOTO純正点火アシストレバーもあると便利
SOTO純正品シリコンチューブと合わせて取り付けておきたいのが点火アシストレバーです。
点火する動作が多いとどうしても面倒に感じてしまい使う頻度も下がってしまいます。
価格も安く、取り付けも簡単なので点火アシストレバーはおすすめです。
点火アシストレバー【有り】
- つまみを回す
- 人差し指でレバーをさげる
スムーズで快適です!
もはや標準装備が理想的!
点火アシストレバー【無し】
- つまみを回す
- 点火スイッチが真横に付いているのでST-310本体がズレないよう指で固定しながら親指で点火スイッチを押す
わずかですがST-310本体をズレないように指で固定する動作が面倒!
手が大きい人は余計点火スイッチ押しにくいよね!
- 点火スイッチが小さくて硬いので押した時に痛い
地味に親指が痛い!
硬いし女性だと特にしんどいかも!
とにかく点火時のストレスを軽減
ST-310のアシストレバーを取り付けることで点火時にほとんど力を加えなくても、レバーを真下に押すだけで簡単に点火できます。
【ST-310】点火アシストレバー取り付け方法
- プラスドライバー
- 点火アシストレバー
- ST-310
点火アシストレバーはネジ1本で固定するだけで簡単に取り付けできます。
つまみを外して点火アシストレバーを通せるようにしておきます。
点火アシストレバーを奥までハメてプラスドライバーを使い、ネジを固定します。
「カチッ」と点火スイッチがうまく押されているか確認しましょう。
確認できれば取り付け完了です。
【まとめ】シリコンチューブと点火アシストレバーは必須!
- 金属製の足に触れると火傷する
- 金属製の足はスベりやすい
- 点火スイッチが押しにくい
- 火傷防止
- 滑り止め
- 点火のストレス軽減
シリコンチューブはセリアを使い、点火アシストレバーは純正にすると価格を押さえて対策可能。
ST-310の3つの欠点をカバーできたら最低限の対策完了です。
費用も高くないので是非やってみてください。
シリコンチューブと点火アシストレバーは標準化してほしい!
どノーマルで使い続けるのは正直しんどい!
CB缶カバーで個性を出そう
CB缶カバーを自分の好きなデザインに変えてみてはどうでしょうか?
様々なメーカーから商品化されていますのでお気に入りのCB缶カバーを付けてキャンプを楽しみましょう!
私はZEN Campsを使用しています!
素材も色も形も様々なCB缶カバーがあるんだね!
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