直接地面で焚き火してはいけないのですか?
正確にいうと禁止しているキャンプ場が多いです
焚き火はもう出来ないということでしょうか?
焚火台を使用すれば焚き火可能です
何故?焚火台が必要なのか
必要になった理由は直火禁止のキャンプ場が増えたからです
直火(じかび)とは直接地面の上で焚き火をする行為
直火しても大丈夫というキャンプ場は今も存在しています
焚き火は直火に限るといったニーズも多くあります
しかし圧倒的に直火禁止のキャンプ場が多いです
そして、年々増加傾向になっています
以下、直火禁止の理由ですが納得いただける事実や背景があります
生命を傷つけてしまう
芝生や地面の上で直接焚き火をすることで植物や土中のバクテリアを焼いてしまいます
そうなると自然の中で活動している命が絶たれてしまいます
キャンプは自然豊かな環境に身を置いて普段とは違う景色を堪能したり
人工音(車の走る音など)を遮断し自然音のみを取り入れる行為です
自然界にお邪魔しているにも関わらず、殺生な行為はやめましょう!
マナー違反
後片付けをしない
つまり炭や灰をそのまま放置して帰ってしまう
何年かすれば自然にかえると思っている方が多くいますが、これは大きな間違い
炭は自然に分解されることはありません
残った炭や灰は施設の灰捨て場で処理をするか火消し壺に入れて持ち帰りましょう
ひとりひとりが知識と責任を持って焚き火をしましょう
最大の理由は環境保護
焚火台が常識になってきている現在でもキャンプ場や河原に行くと焚き火の跡が非常に目立ちます
特に夏の7〜9月頃のBBQ(バーベキュー)シーズンとなるとあちこちに焼けた跡が見受けられます
直火しても良いというキャンプ場や河原でも炭や灰を放置しても良いというわけではありません
炭や灰は有害ではないですが、あちこちに焚き火の跡がある状況を想像してみてください
かなり雑だと感じませんか?
見た目がキレイだとゴミは捨てづらい心理が働くと思います
炭を放置→見た目が悪い→ゴミを置いて帰る
負の連鎖を起こさないようしっかり片付けましょう
知識を身につけよう
炭は元々が木だから自然に帰るはずといった思い込みが強いと思います
近年ではサスティナブル(維持可能な)な取り組みが盛んです
自ら地球を汚そうと考える人はいないと思います
しかし、思わぬところで地球を汚してしまうというのは知識が足りてない故に起こることです
知るだけで未然に防げます
知識を共有しよう
知識は知っているか知らないかで大きく異なります
学校では教わらなくとも知らなかったでは済まされないことも世の中あるでしょう
キャンプ界隈では『焚き逃げ』というワードが知れ渡っています
SNS上でも広く拡散されています
せっかく知った知識はキャンプ、バーベキュー仲間と共有して
更に焚き火ライフ、BBQライフを楽しみましょう!
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